RMのアルバム[WINGS]レビュー書き起こし/ジョングクソロ曲Beginに隠された感動エピソード

V LIVEまとめ
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今回は2016年10月10日リリースの「WINGS」について。私が個人的に大好きなナムジュンのアルバムレビューの書き起こしです。

参考までに下記はアルバムの概要について、Wikiからの引用です。

2016年9月に、公式YouTubeチャンネルにて各メンバーのショートフィルムが順次公開され、後日所属事務所から2枚目のフルアルバムを発売することが発表された。

前作『花様年華シリーズ』では青春の苦悩や葛藤を描いたが、本作ではショートムービーにヘルマン・ヘッセの『デミアン』からの文章を引用するなど「誘惑に出合った少年たちの葛藤と成長のための話」というテーマで制作された。

アルバムは、ムーンバートンを基調としたタイトル曲「Blood Sweat&Tears」や各メンバーのソロ7曲、「Cypherシリーズ」の最新版、ケブ・モのカバー曲「Am I Wrong」など全15曲から構成されている。

本アルバムは予約段階で約50万枚の注文があり、年間売上は75万枚を記録した。この年間売上は、ガオンチャート開設以来至上最高の数字だった。またタイトル曲「Blood Sweat & Tears」は国内8つの音源リアルタイムチャートでも1位を獲得し、ミュージックビデオは公開1日で630万回再生、41時間で1000万再生を突破した。また世界各国のiTunes総合アルバムチャートでも1位を獲得した。 特に顕著な成績としては、ビルボード200に26位、全英アルバムチャートに62位でランクインしたことが挙げられる。どちらも韓国歌手としては至上最高の成績であった。 今作の成功により各種授賞式でアルバム大賞等を受賞、名実ともにトップアイドルの仲間入りを果たした。

このV LIVEは、アルバムで1位をとってファンサイン会した2016年10月20日、作業室から。RMも「僕たちの歴史的な日でした」と語っています。

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ここからはRMの語っている内容の書き起こしです。わかりやすい日本語になるよう、多少意訳も入っております。RMは今回のVLIVE配信をした理由を下記のように語っています。

「シュガヒョンのアルバムレビューが遅れていますが、シュガヒョンより先にアルバム・レビューをしたいってわけではなく、ただ曲について話したかっただけです。
自分がWEINGSというアルバムにたくさん参加した人の中のひとりだから。色々なビハインドストーリーやWINGSに関わった様々なエピソードを聞いていただきたくて。。。」

「Intro : Boy Meets Evil」

1番トラックです。今回はホビが担当しました。「Young Forever」の前は僕が担当して、「Young Forever」はシュガヒョンが担当しました。トレーラーっていうのは、イントロって言って、一人が担当して案内をするじゃないですか。トレーラーを担当する人、トレーラー自体がイントロのようなことで、アルバムの案内者の役割をしているんですね。
ホビがイントロを担当することになりましたが、ホビはダンスが得意だから、今までと違って今回はダンスも入れました。僕は彼の最後の歌詞の部分を手伝うことになり、それで僕の名前も入れてもらいました。ホビが歌詞を書くときに、たまに韓国語なのにどう聞いても韓国語じゃないように書くときがあります。なのでそういった部分、最後や真ん中の部分の修正を少し手伝いました。ホビはこのトレーラーを書きながら、とてもストレス抱えていました。大変だったというよりも、2番目のフルアルバムだったので本当にいい曲が書きたくて。イントロを任されたことに負担をたくさん感じたらしいです。何度も書き直したらしいです。
トレーラーの曲だけじゃなくて、振付を作ってもらったときも、振付家さんはDylan mayoralさんだったのですが、振付を初めてみたときに本当にショックを受けました。ホビがこれを見て初めて言ったことが「これは大変だね」でした。「ちゃんとできるかな?たくさん練習しないとできないって」何回もため息したりしてましたね。当時メンバーたちはそれぞれ自分の作業をしたり、練習したりしながら忙しい日々を過ごしていました。僕が作業室にいるときは、ホビはひとりで練習室で一生懸命練習していました。そしてある日練習室に行ってみたら、練習の成果を僕に見せてくれましたが、本当にびっくりしました。とても素晴らしくこなしてくれたんじゃないかと思いました。ホビのイントロでの悩みやものすごい努力、そんなことを皆さんに伝えたかったです。

「血、汗、涙/Blood Sweat & Tears」

僕が初めてこのトラックをいただきました。
普段僕たちの作業の仕方って、いいトラックが1つ出来上がったら、トラックからアルバムや企画に似合うテーマを先に取り出して、そこから始める場合もあるし、あるテーマから作業をし始める場合がありますが、血汗涙の場合は、まずいいトラックがひとつ出来上がりました。けどそこからメロディーやいい言葉を捕まえにくくて、たくさん悩みました。メロディーだけでも20回以上、ラップも20回以上書き直しました。
最初に僕がいいと思った歌詞の中で、「優しく殺して」という歌詞をBパートに持ってきてみましたが、プロデューサーさんが気に入って、「Killing me softly」っていう有名な慣用句ですね。そこからちょっとずつ始まって、血汗涙という言葉をプロデューサーさんに選んでもらいました。こんなふうに一つずつ選んで、悩みながら直して、やっとできました。
「ウォネマニマニ〜」のホビパートは初め僕のパートになるところでしたが、ホビが担当してよかったです。ホビがセンターで踊るのも最高ですし、僕はセンターで踊れないので。
僕が最初にラップの歌詞として書いたときはこんな感じでしたが、それをプロデューサーさんたちがもっとかっこよくしてくださいました。色々な過程を踏んで作られるんですね。
「血汗涙」という言葉もそうです。今ならすぐに思いつくかもしれないけど、本当に激しく悩んで修正してできあがるものでした。「血汗涙」という言葉が決められたときに、最も反対したのはシュガヒョンでした。僕もこれ何?ちょっと変だけどって思ったんですが、なにか特別な感じでいいと思ったんですよね。防弾少年団っていう名前もそうじゃないですか。「最高の男(Boy In Luv)」もそうですし。
けどシュガヒョンは、ちょっと汚いんじゃないですか?って。余談ですが、最近シュガヒョンに反対された局は全部売れましたw「Fire」で個人的に一番印象深いって思ったシーンが最後の「よそへじゅけ/용서해줄게/許してやるよ」って部分です。「プルタオルネ」の言葉を決めたのはシュガヒョンでしたが、シュガヒョンは「許してやるよ」の言葉を曲の最後に入れることを反対していました。これはちょっと、、、って。でも僕は「許してやるよ」が入らなかったら「Fire」の魅力が下がっていたと思います。最後がすっきりしない気がします。とにかく最近のペレはシュガヒョンです。ホビじゃないですよ。ということを是非聞いていただきたかったです。

僕が一番話したかったのは、メンバー各自のソロ曲です。新しいトライじゃないですか。
ソロ曲自体が珍しいですが、それぞれ英語の単語が一つ、またはふたつで組み合わせられているじゃないですか。
でも、これが偶然組み合わせられたものではないです。もちろんリフレインのことでそのタイトルになった曲もありますが、それぞれのキーワードやキャラクターが、歌う人を、曲を説明する大事なポジションになっています。
それで、タイトルについて、多くの方にもう少し気にしてくださればと思いました。

「Begin」

「Begin」はジョングクのトラックです。言葉通り、ソロ曲のはじまりです。
バンタンの末っ子のストーリーが含まれている曲。最初は作詞をジョングクが一人でやってみようと思いました。
でもジョングクが作詞を難しく感じて、僕が少し手伝うことになりましたが、僕も最初は負担でした。
同じチームのメンバーだし、一緒に暮らしているとしても、僕はジョングクではないので、自分のことじゃないのにできるかな?と。あまり僕の意見を入れるよりも、ジョングクが言いたいことをそのまま表現したかったです。

今年の上旬か去年の下旬だったかな、みんなで集まって、僕たち同士で泣いたり、いろんな話をして、本当に中に溜まっていた話を話し合った機会がありました。その時ジョングクが初めて泣きながら自分の話をしました。ジョングクがそんなに泣くのは初めてでした。
その時の主な話は、メンバー各自大変なことがあるということでしたが、その時ジョングクが話したのは、自分には全然大変なことがないって。小さい頃に何も知らず契約したし、本当に好きなことだから踊ったり歌ったりしたけど、自分と一緒に住んでいて、手伝ってくれてる他のメンバーたちがつらいのが自分は一番つらいと。
その時みんな泣きました。だって悲しいんじゃないですか。ジョングクにそんなこと言われたこと今まで一回もなかったです。ジョングク「なにかつらいことある?」と聞かれたら、いつも「いや大丈夫です」って答えるんです。「僕大丈夫ですよ。だって僕チカラも強いじゃないですかって。」いつもそう言ってたのに、ジョングクと4〜5年一緒に暮らしてきたのに、初めて聞いたつらい理由が、「僕の大事なメンバー達がつらいのが一番つらい」と。「他のはいいけど、メンバー達が幸せでいてほしいと。そしたら僕もつらくなさそう」って言いましたね。それがあまりにも頭に残っていますし、とても印象的でした。

それでその時の話や、「Young Forever」のエピローグだったか、「Young Forever on Stage」だったかはあまり覚えてないですが、コンサートのエンディング時にこれを似ていることを言っていましたね。その動画を見ながら、その時のジョングクの気持ちを想像しながら歌詞を書きました。
ジョングクに失礼かなとも思ったのですが、それでもジョングクに自分の気持ちをよく表現してくれてありがとうと言われたとき本当にうれしかったです。
そして、この曲はもともと海外からはっきりしたメロディーを持って送られてきた曲でしたが、韓国語に翻訳しながら音節を間違えないように気をつけながら作業しました。言葉的な問題もあったということを皆さんに伝えたかったです。
とにかく「Begin」という曲がジョングクにはとても大きい意味を持っていましたし、今の防弾少年団の始まりになったんじゃないかなと思いますね。
すべてをわかることはできませんが、僕は隣でその過程を見ながらこう思いましたね。
「Begin」という曲はこんな感じで出来上がりました。今度は是非ジョングクが直接書けばいいと思っています。

「Lie」

次は「Lie」です。たくさんの方に愛されている曲です。ジミンの曲です。
忙しくて一番最後に確認した曲のひとつです。動画を見たら、ジミンの禁断の実も出てきますし、様々な嘘や真実についての言葉が出るんですね。
最近ジミンとこの曲について少し話す機会がありました。自分で歌詞を書いたらしいですが、僕は知らなかったです。
今までジミンは作詞や作曲に参加したことがなかったですね。色々トライはやっていましたね。僕とも一緒に作業してみたり。
曲を書くときに、メンバー全員会社とインタビューしたのですが、今回のソロ曲はただのコンセプチュアルな曲ではないです。「Young Forever」とか「Demina」みたいに先に決められたキャラクターやコンセプトがあったわけではないです。メンバーたちが先に決められたコンセプトを表現したわけではなく、自分が持っている悩みやつらさなど皆それぞれのストーリーがあるじゃないですか。「Young Forever」とか「Demina」のキャラクターが結合して完成された曲なんですね。
この歌詞はすべてジミンが自分で書いたんですが、僕は全然想像もつかなかったです。あまりにもプロっぽくて。
最近ジミンと話していて、ジミンに言われたことは、最近は本当に幸せな日々を過ごしていると。どんどん余裕が出てきた、と言われました。しかし練習生の時代とデビューしたばかりのときには、僕と似ているところがとても多かったです。
いつも自分の足りない面ばかりを考えながら、自分を押し付けたり、「僕はだめだ」「僕はへたくそだ」「僕は違う道に行っている気がする」とか「こんな自分が悪い」とか。いつもこんなことを考えていたらしいです。
歌詞を見ると、「逃げ出しても、逃げ出しても、嘘から離れない」「僕の笑顔を戻して」って。自分で自分をコーナーまで押し付けるっていう話をしながら、僕とたくさん共感しました。
ジミンに言われた話は、過去の自分を思い出しながら書いたと。過去の自分はいつも嘘の中に住んでいたし、実際は違うのに、いつも問題の原因は自分にあると思って、自分が悪いとか自分の足りないことばかり考えちゃったし、他のひとはそう思ってないのに、周りから嫌われているように感じたと。
そういう時期を思い出しながら頑張って歌詞を書いたら、プロデューサーさんに曲と歌詞がぴったりだとすごく褒められたらしいです。
今聞いてもこの曲はジミンが書いたこの歌詞が一番ぴったりだと思います。歌詞にわかりにくい言葉も入っていないし、本当に完璧だと思います。ジミンが作詞をすることで、本人にとっては自分の実力についての証明になったと思います。もう一段ステージアップできたきっかけになってくれた曲じゃなかったかなと思いますね。

「Stigma」

次は「Stigma」という曲です。Vの曲ですね。タイトルがぴんと来ない方もいらっしゃると思いますが、難しい言葉でよく使われている言葉ではないですね。つまり「汚名」という意味です。この曲についてはテヒョンとあまり深く話していないので、詳しく知らず、色々話すことはできないのですが・・・
しかしテヒョンはいつもこんなスタイルの曲をやりたいって言っていましたね。ピアノも入っているし。
テヒョンはいつもR&Bの雰囲気の曲をやりたいって言っていたので、聞いた瞬間、こいつやっと自分がやりたかったことができたんだと思いました。それで本当にうれしかったです。
エピソードといえば、既に今日のラジオからお聞きになった方もいらっしゃると思うのですが、「どうしてそんなことをしたんだよ」という歌詞で、いくつかのバージョンを作ってずっと悩んでいましたね。何度も英語でやってみたり、ハングルでやってみたり、そのときはただかわいいと思ったのですが、曲が公開されて聞いてみたら、そのひとつひとつがとても意味のある歌詞でしたね。
僕はこの曲を聞きながら、テヒョン、自分の親と家族・・・
「Young Forever」でテヒョンはつらい家庭環境から育てられたキャラクターだったじゃないですか。それと重なってもっとドラマチックな曲になったんじゃないかと思いました。
そして、この話に隠されているテヒョンだけのビハインドストーリーがあるんじゃないかと思いました。

「First Love」

この曲も「Lie」と同じく一番最後に聞いた曲のひとつです。
実はシュガさんと僕はあまり素直な深い話はしないんです。あまりにも長い時間一緒に暮らしてきたので、なんとなく恥ずかしくなってそういう話は避けちゃうんですが・・・
この曲を聞きながら感じたのは、デビューする前の練習生だった時代に、シュガさんにおすすめしてもあったジャズアーティストリストが思い浮かんできました。Bill Evansだったかな?名前ははっきりと覚えていないんですが、Billy Joelさんのhonestyとか、ジャズアーティストやピアニストが多かったです。
それをおすすめされて、この人こんな音楽も聞いているの?って思いましたね。当時のシュガさんは和声学やピアノを勉強していたんです。そして「I NEED U」のとき、シュガさんがピアノをいじっているのを見ながら、「なんだよカッコつけて」って冗談でいったのですが、この曲は、完全にシュガさんにだけができることじゃないですか。シュガさんにとってピアノはこんなに大きい意味を持っていたんだと。
だから練習生のとき、僕にジャズをおすすめしてくれたり、和声学勉強したほうがいいってアドバイスしてくれたシュガさんが思い浮かんだ曲でした。何年前・・・その時のグレーのダウンとジャージ。いつも同じ服の黒髪のシュガさんが思い浮かんでくる、そういう・・・僕にとってこの曲は、僕が初めてシュガヒョンに会った冬を思い出させてくれる、なんか変な気持ちになる、泣きそうになる曲でしたね。

「Reflection」

この曲はもともとは「In Ttukseom」というタイトルでしたが、この曲の場合は僕が最初の軽い雰囲気だけを作っておいて、実は「Reflection」という曲の前に、「Reflection」というタイトルの候補として既に作られていた曲が2つありました。けど1つは自分で聞いても気に入らなくてアウトにしましたし、もう一つは実はミックスもやったんですが、色々あってアルバムには含まれませんでした。
ものすごくもったいなかったですが、とにかくいろんなことがあってから出来上がった曲ですね。どうしようどうしようとバタバタしていたら出来上がった曲ですが、このビットだけを持ってトゥクソムに行ったんですね。
本当にここに書かれているように、僕はつらいときにトゥクソムによく行くんです。血汗涙もトゥクソムで書きましたし。「Begin」もトゥクソムで書いたりしたんですが。
トゥクソムで作られてあるビットを聞いていたら、「今のこの気持を今書かなきゃ」と「今のこの気持ちは絶対書いたほうがいい」って思いました。そのビット自体は気に入っていたのでずっと聞いていましたが、そのビットの上に何を載せるのかはずっと悩んでいる中でした。アルバムとミックステープの作業を同時にやっていたので、実はミックステープにいれるつもりでした。「In Ttukseom」って。
「本当、このビットにどんな歌詞をのせればいいんだろう」って悩んでいましたが、トゥクソム遊園地に座っていたら急に電車が走るところが目に入ってきて、今の気持ちを歌詞で書かなきゃと急に思って、今僕が感じているこの場所だけの音もトラックにいれよう、と思って、携帯を取り出して録音したんです。よかったのは、意図的じゃなかったのに、周りの人が拍手をしていたり、ドラマチックでしたね。隣で電車が走っている音も録音されて。それで、自分が自分にきかせてあげたい。自分が夜にトゥクソムとか韓江、もしくは外のどこかで散歩しているとしたら、自分が自分にきかせてあげたい曲。それを考えながら書いたのがこの曲です。
「Reflection」というのは「反映」という意味です。僕はいつも自分を振り返りしてみたがるし、人生の中で迷子になったり、音楽を通して自分を確認してみたり・・そういう・・そういう色々なことを考えながら書いた曲でした。

「MAMA」

「MAMA」はものすごくホソクっぽい曲ですね。僕がもしホソクについて曲を書くとしたら、たぶん「MAMA」のような曲になるんじゃないかと思いました。
普段からそんなことを考えていましたが、それをホビが実際に見せてくれました。本当にすごいですね、ホソクさん。
ホビはもともと自分のお母さんの話をよくするんです。お母さんに何かのプレゼントをしたとか、お母さんにやってもらったことなど、お母さんに対しての愛が格別だと感じました。
それで、これもやっぱり、僕がシュガヒョンの曲から感じたピアノに対しての愛と、同じ流れで、ホソギがどれだけ自分のお母さんに対して特別な思いを持っているか、もちろんすべてのお母さんって特別な存在ですが、ホソギに言われたからこそ、僕にはもっと特別な感じでした。

僕ももちろんお母さんをテーマにした曲の中でお気に入りの曲もいっぱいあるんですが、Ra.D先輩の「Mom」など、本当に名曲が多いですが、ホソギが書いたからこそ、この曲は僕にとってももっと特別な曲に感じられてきましたし、まあもうちょっとしたらMAMAも公開されるから・・・wwすみませんでした。
とにかく既に公開されているお母さんをテーマにした曲とはまた違う雰囲気ですが、ちゃんといいポイントを活かしてくれました。
しかしこれは確かに良い曲ですが、よく聞くとただのテンションの高い曲ではないです。ホソギは外から見たら、いつも調子がいいし、リアクション担当とかバラエティ担当とかよく言われていますが、聞きながら、やっぱり僕はホソギと一緒に暮らしているので、もっと多くの面を知っているので、この曲はただテンションの高い曲ではないなと思いました。
トラペットとかホルンとか、色々な楽器が入ってとてもうきうきさせるメロディーですが、それでもこの曲はただテンションの高い曲ではないなと。
そしてホソギがいつか自分がこの曲をライブで歌う日が来たら、ガチで泣いてしまうかもしれないって言っていましたね。
そしてホソギに言われたことを思い出しながら、ホソギもこの曲を書くとき、ただのテンションの高い曲を狙って書いたわけではないんだなと。
あまり真面目に言わないようにと思っていましたが、これは僕にとって大事な話なので、ちょっと重いかもしれないですが、言わせていただきました。

「Awake」

・・・ジンヒョン、まじですごいです、ね?
この曲は僕がトラックだけ聞いたときも、これはすごいと。これを担当してくださったSlow rabbitさんは本当に感性的です。このプロデューサーさんは本当にすごい、ドヒョンさん、Slow rabbitさんは感性豊かです。僕たち「Rain」や「I Like it」など、とてもいい曲をたくさん書いてくださいました。僕が大好きな方ですが、スローラップが多い曲です、そして、これば特別な本当の理由は、シュガヒョンを除いたBig Hitのすべての音楽PDチームが参加して作った曲だからです。
僕、ホソギ、パン・シヒョクPD、ジンヒョン本人まで、本当に皆が参加しましたが、曲の作詞は僕が直接やりました。最初に若干作られた雰囲気はありましたが、僕がさっき話したとおりに前の部分ですね。この部分をパン・シヒョクPDが一番最初に書いたんです。これを続けててやってほしいと。僕もそう思いました。
その部分がこの曲の核心だと思いました。実は色々な意味で解釈できる歌詞ですが、けど、「信じているわけではないよ、どうにか頑張っているんだよ」という歌詞。
ジンという人は、正直言えば、僕がデビューするまで一番理解できなかったタイプの人間でした。そんな人は本当に生まれて初めてみました。本当に余裕があって、自己主張がはっきりしています。僕はいつも頑張らなきゃと思っているタイプの人間だったので、ジンヒョン会って考え方が変わりました。
ジンヒョンを理解するまで本当に長い時間がかかりました。どうすればあんなに頑張らないで済むのかなと。けど、彼が頑張っていないわけではないです。後ろで本当にすごい努力をしています。僕と一緒に。
ダンス、歌、本人がカバー曲をしながら、色々頑張りましたし、そしてなによりこの「Awake」作業をしながら、本当に一生懸命練習しました。実は頑張っていないわけでもないのに・・・wwまあそういうことですね。
それで「Awake」に戻ると、「i can never fly」という歌詞があります。僕はたぶん一生飛べないよって。けど、僕は信じてないわけではないんだ。どうにか頑張っているだけだ。自分が何を持っているか分かるためにここで頑張っているんだ。この曲本当にいいです。誰が聞いても気に入ってもらえると思いますね。
そして、個人的にはジンヒョンにとってもこの曲は自分の能力に対しての証明になったと思います。ジンヒョンはソロでもこんなにできるという・・・。こんなに豊かな感性で、ここまで歌が上手なんだよと。皆さんに証明してくれました。
そしてこの歌詞が本当にジンヒョンっぽくてよかったと思いました。

そしてホビの大衆的なメロディーメイキング能力がさらにこの曲の魅力を活かしてくれました。
この曲は僕、今日絶対に言いたかったですが、ホビって大衆的なメロディーを書くのが本当に得意です。いわゆる頭から離れないメロディーです。
僕は少しマイナーでポップな雰囲気の曲を書くのが得意だとしたら、ホビは歌謡としてとても価値のある・・価値っていってもいいかな・・・まあ歌謡としてとてもいいスタイルのメロディーやアドリブがとても得意です。それでホビが書いたパート・・・(ホビが入ってくる)
ー言葉には気をつけたほうがいいですね。いまお前のこと褒めてたんだよ。
ーレビューしてたの?
ーいやレビューではなくてWINGSについて色々話していたけど、「Awake」の話してたらお前が書いたソロメイキングあるじゃん。ホビの書いたパート。僕は「it’s my fate」という部分がこの曲の魅力をさらに生かしてくれたと思います。実は「Run」のときもそうでしたし、「I NEED U」のときも、ホビが最後まで書いた自分だけのメロディーがたくさんあるんですね。「Run」のブリッジも覚えていますよね。ものすごくかっこよかったメロディーだったけど、残念ながら脱落しましたが。これからホビが書いたタイトル曲もお聞きになれると思います。
ーもっと頑張らなきゃ。レプモンが音楽的に引っ張ってくれてて、彼に褒められたら本当にうれしいです。
ー僕は前から皆さんにこの話をしたかったんです。いつかホビのミックステープも出ると思いますが、これからも大衆的なメロディたくさん作ってほしいです。
ーがんばります。
ー本当にかっこよかったです。

ジンヒョン・・・もしかしたら間違えてるかもしれませんが・・・70%確信していますが、「Maybe i can never fly〜」多分この部分のメロディを書いたのはジンヒョンですね。すごくないですか?僕にはできません。
本当に韓国の方には聞きやすいメロディだと思います。ホビが書いた「it’s my fate」とちゃんとつながって一番大きい感情的なポイントを担当しています。その部分はジンヒョンが書いたと聞きました。ジンヒョンの名前が載っていますよね。僕はびっくりしました。結構時間が経ってからわかったんですが、本当にジンヒョンもすごいことができたな、と。かっこよくできたと思います。

僕がこの7曲を通して話したかったのは、皆さんが、今のようなキーワードをただのタイトルと言葉だけじゃなくて、それぞれの内面にある深いキャラクターや様々なことが結合されて作られた曲だということです。演劇のようにキャラクターを演じているわけではなくて、自分が持っている世界観や本当の自分が隠れているって思いながら、この曲を聞いていただけるともっと色々なことを感じていただけると思います。
多分2週間経ったので、もう飽きてしまったという方もいらっしゃるかもしれませんが、曲の中に各自の世界観があると思いながら聞くと、きっと今までとは違う感覚で聞けると思います。

「Lost」

一番好きな曲ですし、この曲はガイドを送ってもらったときから、本当に大ヒットすると思いました。ガイドトラックをたぶんSupeme Boiがあらすじを作っておいて、その次にPdoggさんが整えて、その次に外国人のアーティストさんが書いてくださったんですが、本当にびっくりしたのは、これがとても韓国の感性にぴったりだということです。実はこの曲のもともとの「IOU」というタイトルで、「IOU〜」という感じの曲で、あまりにも気に入っていてお風呂に入るときにも聞いていましたし、いつもこの曲のガイドを聞きながら歩きました。聞いた途端、「Save Me」と似ている雰囲気だけど、「Save Me」より全然いいね、これは絶対売れるよと。「IOU」という言葉が何回もでてくるじゃないですか。けど、これを翻訳するのがとても大変でした。
なぜなら、それは一番大切な言葉だったから。翻訳することがとても大変でしたが、けどするする書けましたね。僕が本当に大好きな曲ですし。
もともとこの「Lost」はスキットでした。今回のアルバムに入れないで、ホビのスキットとして発表しようと思いましたが、たくさんの方が反対しまして、それで色々なことがあってやっと公開された曲です。本当に僕が愛している曲です。いつか僕がこの曲を歌うつもりはないですが、本当に意味深い曲です。僕が書いた歌詞でボーカルメンバーが歌うのを聞きたいです。

「BTS Cypher4」

僕が書きました。「I love I love I love myself〜」最初にこれを書いて、これよりいいのがあるんじゃないかなと思って、録音も結構遅くまでしなかったです。シュガヒョンが書いたのもあったけど、、、あまり良くなかったです。それで僕が最後に持ってきました。実は最初に書いたのがあったんです。聞いて5分で書いたのがあったんですが、あまり良くないって思って見せてなかったんですが、実際見せたらいいって言われて入れてもらいました。

「Am I Wrong」「21st Century Girls」

特に「Am I Wrong」は「Baepsae」や「Dope」と似ている感じです。最近本当に考えてることなんです。自分が間違えているのか・・・Jamesという海外のアーティストからサンプルをいただいた曲ですが、「Am I Wrong」はもともと恋話です。「Am I Wrong」って最近いつも思うんです。「僕だけ間違えたのかな」「僕だけ悪いのかな」っていつも思っているんですが、様々な角度からこれを話したくて、僕たちが最初からやってきた雰囲気の延長線上にある曲だと思います。
「Am I Wrong」「21st Century Girls」の歌詞はすべて僕が書きました。いつの間にか全部僕が書いていたのですが、「僕、違うこと言ってないだろう?」の部分はGAEKOさんが書いてくださいました、GAEKOさんありがとうございました。シュガヒョンはミックステープで忙しかったし、ホビもトレーラーとイントロでとても忙しかったです。僕はそれをよく知っていて、いつの間にか僕にたくさんの曲が任されてて、僕も作詞で本当に忙しかったですが、とても楽しかったです。たくさんの方に気に入ってもらっている気がして本当に嬉しいです。

「2!3!」

思わずパン・シヒョクPDのことばかり褒めてしまうのですが、この曲でパンPDの才能を感じることができます。「Sky Blue Balloon」を書いた方です。僕はそれが最高のファンソングだと思いますが、僕たちが挨拶するときに使う言葉ですね。「2!3!バンタン!」って。「こんにちは防弾少年団です」という意味もありますし、催眠をかけるときにも、「2!3!Red Sun!」って言いますよね。最初のタイトルはたぶん「1!2!3!」でしたが、「2!3!」のほうが僕はいいと思いましたし、現実的な歌詞が良いと思います。

僕は、僕のパートしか参加していないですが、「それでももっといい日が続きますように」っていうのは、本当に僕たちの話ですし、皆の話です。人生っていいことばかり起きるわけではないんですが、悲しい日も多いですしね?それでも悲しいし辛い日よりは、少しはいい日があってほしいという気持ち、それが実は僕たちを引っ張ってくれる力ですし、朝になるとこれから起きることに期待する原動力、夜になったら次の日のことを期待する原動力だと思います。だって皆たくさんのことがあったんじゃないですか。けど、もっといい日が続きますようにって期待することは大事だと思います。という願いを込めて作りましたし、メロディーもとてもいいし、本当に完璧に出来上がったんじゃないかなと思います。「2!3!」は本当に良い曲だと思います。
いつかコンサートでもどこでも、皆で一緒に歌いながら、かっこよく歌える日がくればと思いますね。

「Interlude:Wings」

この曲はめずらしいです。僕も最初に聞いたときに、僕に慣れているジャンルじゃないので、微妙だと思いましたが、聞けば聞くほど好きになりました。少し短い感じがあって、残念な気持ちになるのですが、それでも短いからもっといい曲じゃないかと思います。
もともと僕が思っていた、アウトロのトラックがあって、メロディーとトラックを書いて見せましたが、パンPDとPdoggさんに入れるって言われたのをはっきりと覚えていますが、またこれも色々あって、今の曲に交代されました。僕は今の方がもっといいと思います。僕も編曲はまだまだですので、僕の歌詞がここに載っています。珍しい雰囲気の曲ですので、さらに新しい雰囲気をアップしてくれたんじゃないかと思います。

 

ラフに全体のあらすじを話しましたが、僕が一番言いたかったのは、今回のアルバムは本当にメンバー全員がいっぱい悩み作られた結果ですし、たくさんの方の努力が含まれているアルバムです。すべて皆さんのことを考えながら作った曲ですね。曲全部他の人の話をしているんじゃなくて、自分が持っているものを取り出して色々な形で皆に話していますので、いつもそれを考えながら、お聞きになってください。本当にありがとうございます。

メンバー全員の努力。僕とか普段から作詞や作曲をしている人たちだけではなく、本当に色々頑張ってくれていますし、パフォーマンス方面は僕も知らないことがいっぱいあると思います。努力しているので、たくさんお楽しみになってください。僕たちは明日音楽番組がありますので、スケジュール終わってから皆さんに会いに行きます。本当にありがとうございます。

 

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